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靴教室・靴作り教室・靴学校【和靴 浜松工房】 静岡・浜松で手縫靴のハンドソーンウェルテッド製法を体験!
オーダーの場合は木型の作製から入りますが、既製靴の場合は、すでに完成している木型を使用しますので、すぐにアッパー(靴の甲にあたる部分の革)の作製に入ります。 通常はミシンで縫製しますが、スキンステッチなど特殊技術が要求されるアッパーの場合は、部分的に手縫いにより作業していきます。
完成したアッパーを釣り込んでいきます。釣り込みとは、アッパーを木型に沿わせるために、ワニと呼ばれるペンチのような道具で革を引っ張り、釘で仮留めをしていく作業です。 これで、靴の形が出来上がってしまうほどの重要な作業です。革の引き具合や釘一本を打つ位置によって、形が左右されるため、緊張の作業です。しかしながら、靴の形を保つための芯に使用されているノリが乾かないうちに、作業を完了させなければならないため、素早く作業を進めなくてはなりません
釣り込みが完了したら、すぐさま掬い縫いの作業に入ります。釣り込みはあくまでも、釘による仮留めの状態ですので、ウェルト(押し縁)と呼ばれる革を縫い付けていく掬い縫いを行う必要があります。掬い縫いまでの作業を手で行い、これ以降の作業を機械で行い、完成した靴は、ハンドソーンウェルテッド製法の9分仕立てを呼ばれています。
掬い縫いが終わると、アーチを補強するためのシャンクと呼ばれるスチール素材を入れます。そして、本底を貼り付けるのですが、中底と本底にできる隙間を埋めるために、コルクを入れます。コルクは、チャン(松ヤニ)で固め、水ひきをよくします。
本底を加工し、貼り付け、ドブ起こしを行い、いよいよ出し縫いにかかります。これは、ウェルト部分と本底部分を縫いつける作業で、靴が完成した際に、靴の周りに見えるステッチですので、細かく縫い付け、ドレッシーに見せる必要があります。
出し縫いが完了したら、コバを仕上げ、ヒールの積み上げを行い、仕上げに底面をキレイに整えます。底面は、ガラスがけ~ペーパーがけ~ふのりによる磨きという作業を行います。そして、アッパーにクリームを入れて磨きあげ、完成となります。